介護保険のサービス
介護保険サービスの内容
在宅でのサービス
デイサービス(通所介護)、デイケア(通所リハビリテーション)、訪問介護(ホームヘルプ)、訪問入浴介護、訪問リハビリテーション、訪問看護、居宅療養管理指導(医師・歯科医・薬剤師・管理栄養士の訪問)、福祉施設等への短期入所(ショートステイ)、福祉用具のレンタルや購入、住宅改修などがあります。
施設でのサービス
介護保険施設[介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設、介護療養型医療施設など]や、特定入所者施設(有料老人ホームなど)があります。
詳細は、各施設へ直接お問い合わせください。
地域密着型サービス
小規模多機能型居宅介護(通所を中心に訪問・宿泊などのサービスを組み合わせ多機能なサービスを提供)、認知症デイ(認知症の人が自宅から通って専門的なケアを受ける認知症対応型通所介護)、グループホーム(認知症の人が介護スタッフから介護を受けながら共同生活をするところ)、小規模多機能型居宅介護と訪問看護を併せ持つ複合型サービスなどがあります。
厚生労働省HP内「介護事業所・生活関連情報検索(福岡県)」のページはこちら
介護保険のサービス費用の目安
利用負担額について
介護保険のサービス利用者が負担するのは、原則としてサービスにかかった費用の1割ですが、一定以上の所得がある人は以下のとおり割合が変わります。
- 利用者負担が2割になる人
本人の合計所得金額が160万円以上で、年金収入+その他の合計所得金額が単身世帯280万円以上、2人以上世帯346万円以上の人 - 利用者負担が3割になる人[平成30年8月から]
本人の合計所得金額が220万円以上で、年金収入+その他の合計所得金額が単身世帯340万円以上、2人以上世帯463万円以上の人
在宅で受けられるサービス費用の目安
要介護区分 | 要支援1 | 要支援2 | 要介護1 | 要介護2 | 要介護3 | 要介護4 | 要介護5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
支給限度額 (1か月) |
50,030円 | 104,730円 | 166,920円 | 196,160円 | 269,310円 | 308,060円 | 360,650円 |
施設で受けられるサービス費用の目安
施設サービスを利用した場合は、所得に応じたサービス費用の利用負担額に加え、居住費、食費、日常生活費が利用者負担となります。
要介護状態区分や施設により利用額は異なりますので、詳しくは施設にお尋ねください。
施設の種類 | 利用者負担の目安(月額) 1割負担の場合 |
---|---|
介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム) |
18,000円(要介護1)~29,000円(要介護5)程度 |
介護老人保健施設 (老人保健施設) |
21,000円(要介護1)~31,000円(要介護5)程度 |
介護療養型医療施設 (療養型病床群など) |
21,000円(要介護1)~40,000円(要介護5)程度 |
介護保険のサービス利用者負担が著しく高額になったときは
同じ月に利用したサービスの利用者負担の合計額(同じ世帯に複数の利用者がいる場合は、世帯の合計額)が高額になり、下表の上限額を超えたときは、申請によって超えた分が高額介護サービス費として後から支給されます。
利用者負担段階区分 | 利用者負担上限額 |
---|---|
現役並みの所得のある人(同一世帯に課税所得145万円以上の人がいて、単身の場合は年収383万円以上、夫婦の場合は年収520万円以上) | (世帯)44,400円 |
一般世帯(下記の区分に該当しない人) | (世帯)44,400円 |
市町村民税非課税 | (世帯)24,600円 |
市町村民税非課税で、合計所得金額および課税年金収入額の合計が80万円以下の人、または老齢福祉年金受給者 | (個人)15,000円 |
生活保護受給者(利用者負担を15,000円に減額することで、生活保護の受給者とならない場合) | (個人)15,000円 (世帯)15,000円 |
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