介護保険の概要
介護保険とは
介護保険制度は、介護が必要になった人が住み慣れた地域で安心して生活を送れるよう、家族だけでなく社会全体で支える「社会保障制度」です。
加入者(被保険者)となった人は保険料を納め、介護が必要になったときは費用の一部を支払うことでサービスを受けられます。
篠栗町は、福岡県内の33市町村で構成する福岡県介護保険広域連合に加入しています。
介護保険の被保険者
介護保険の被保険者は、年齢により第1号被保険者と第2号被保険者に区分されます。
第1号被保険者
65歳以上の人で、日常生活において介護もしくは支援が必要になったとき、介護保険の認定を受けることで介護サービスを利用することができます。
第2号被保険者
40歳~64歳で医療保険に加入している人で、特定疾病(※)により介護や支援が必要になったときに、介護保険の認定を受けることで介護サービスを利用することができます。
ただし、交通事故などで障害が残り、介護が必要になった場合などは介護保険の対象になりません。
(※)特定疾病とは
特定疾病とは、以下の16の疾病のことをいいます。
- 初老期の認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症など)
- 脳血管疾患(脳出血、脳梗塞など)
- 筋萎縮性側索硬化症
- 進行性核上性麻痺、大脳基底核変性症及びパーキンソン病(パーキンソン病関連疾患)
- 脊髄小脳変性症
- 多系統萎縮症
- 糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症及び糖尿病性神経障害
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患
- 両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
- 関節リウマチ
- 後縦靭帯骨化症
- 脊柱管狭窄症
- 骨折を伴う骨粗しょう症
- 早老症(ウェルナー症候群 など)
- がん【がん末期】(医師が一般的に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)
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