蚊・ダニに注意しましょう!
気温が高くなる夏には肌の露出が増え、蚊やダニに刺されたり咬まれたりする機会が増えてきます。
デング熱・ジカウイルス感染症は海外で大規模な流行が報告されており、渡航者等による国内の感染拡大にも注意が必要です。
蚊やダニは病気をもっているものもおり、咬まれないように予防することが大切です。
【ダニが媒介する感染症】 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)・ダニ媒介脳炎・日本紅斑熱・つつが虫病・ライム病など
【蚊が媒介する感染症】 日本脳炎・デング熱・チクングニヤ熱・ジカウイルス感染症など
蚊・ダニに咬まれないポイント
<蚊・ダニ共通対策>
● 肌の露出を少なくする
・長袖・長ズボンを着用する
・足を完全に覆う靴を履く(サンダルなどはさける)
● 明るい色の服を着る
● 虫除け剤を使用する
<蚊対策>
● 住まい周辺の水たまりを減らす
例:野外のおもちゃ・植木鉢の皿・野ざらしのじょうろ・排水溝・屋外の空きびんペットボトル・古いタイヤの水たまり
※蚊は1~2週間程度で成虫になるため、1週間に1回程度の対策が有効です
<ダニ対策>
● 帽子・手袋を着用し、首にタオルを巻くなど肌の露出を少なくする
● シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる
※野外活動後は入浴し、ダニに咬まれていないか確認しましょう。特に首、耳、
わきの 下、足の付け根、手首、膝の裏などに注意しましょう。
海外渡航時には
・渡航前に流行地域を確認する
・流行地域に行くときは、滞在中だけでなく、帰国後も最低2週間、蚊に刺されないように注意する
・発熱、発疹、関節痛、結膜炎などの症状がみられた場合は医療機関を受診する
関連リンク
- この記事に関するお問い合わせ先