骨髄等移植ドナー助成金交付事業
篠栗町では、骨髄または末梢血幹細胞(以下「骨髄等」という。)の提供者への休業補償により、ドナー登録の拡大と移植医療を推進するため、骨髄等提供者に対し、助成金を交付する事業を実施しています。
対象者
次の全ての要件に該当する方
- 骨髄バンク事業にドナー登録を行い、骨髄等の提供を行った方
- 骨髄等の提供を行った日から助成金の交付を受けるまでの間継続して篠栗町に住民票がある方
- ドナー休暇制度を設けている企業又は団体等に属さない方
- 骨髄等の提供に係る同種同類の助成金等を受けていない方
- 町税の滞納がない方
- 暴力団関係者ではない方
助成内容
骨髄等の提供に際して、次のいずれかに該当する入院または通院および面談に必要な日数について、1日2万円の助成金を交付します。(上限20万円)
- 健康診断又は、自己血貯血のための通院又は入院
- 骨髄等採取のための入院
- その他骨髄等の提供に関し、骨髄バンクが必要と認める通院、入院または面談
※勤務先が定める休日は助成の対象となりません。(自営業の休日を含む)
※骨髄等の提供により生じた健康被害のための入院・通院等は除きます。
申請方法
骨髄等の提供日から起算して1年以内に、次の1~5の書類を健康課 健康づくり係へ提出してください。(郵送可)
- 篠栗町骨髄等移植ドナー助成金交付申請書兼請求書(様式第1号)(Wordファイル:22.5KB)
- 骨髄バンクが発行する骨髄等の提供が行われたことを証する書類
- 骨髄等の提供に係る通院、入院等をした日を証する書類
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助成金の振込先が確認できる書類(通帳など)
骨髄ドナー登録について
骨髄移植や末梢血幹細胞移植は、白血病や再生不良性貧血などの病気によって、正常な造血が行われなくなってしまった患者さんの造血幹細胞を、健康な方の造血幹細胞と入れ替える(実際はドナーから採取された造血幹細胞を点滴静注する)ことにより、造血機能を回復させる治療法です。
日本では、「骨髄バンク事業」が1992年から開始され、これまでに多くの患者さんを救う実績をあげています。しかし、日本の骨髄バンクで骨髄移植や末梢血幹細胞移植を必要とする患者さんは、毎年少なくとも2000人はいるといわれています。一人でも多くのドナー登録が必要です。
ドナー登録できる方
- 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方
- 年齢が18歳以上、54歳以下で健康状態が良好な方
- 体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方
これからドナー登録を考えの方、骨髄等移植についてもっと詳しく知りたい方は、日本骨髄バンク(外部リンク)をご覧ください。
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