令和3年度のスタートに当たって
皆さん、おはようございます。本日、新たに大塚副町長をお迎えし、5人の新人職員が入庁し、いよいよ令和3年度がスタートしました。
大塚副町長におかれましては、松田前副町長の御意志を継いでいただき、長年篠栗町に奉職されたご経験を活かし、職員のよき相談相手として耳を傾けていただくとともに、私の手綱を締めていただいて、二人三脚でこれからともに篠栗町の発展の為に努力してまいりましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨年来、私たちは新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の危機にさらされています。日本のみならず世界中が新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて血眼になって対応しています。まさに緊急事態です。
5月早々、わが町においてもワクチン集団接種を段階的に開始します。希望者全員に接種を完了し、旧来の安心を取り戻すことこそ、今年度の最重要課題であることは言うまでもありません。まず、住民に安心と安全な暮らしを提供することが最大の使命である私たち役場職員は、今後もしっかりと自己を管理し、一人ひとり、思慮ある行動をお願いいたします。
この場において、確認しておきたいことは、今年は
・第6次篠栗町総合計画「ささぐり みんなの羅針盤」の4年目である。
・第2期篠栗町まち・ひと・しごと創生総合戦略の2年目の年である。
ということです。
「篠栗町自立宣言ネクストステージ」を掲げた私の町長としてのこの4年間の任期のなかで、令和3年度の1年間にやり遂げたい様々な取り組みについては、今後、課長会あるいは職員の皆さん宛のメール等で随時発信しますので、そこで共通認識を持ちましょう。皆さんにお願いしていることは、毎年変わりません。次の3点です。
- 「自治とは何か」を常に考えて仕事をする。
自治とは、「私たちの町のまちづくりは私たちの手でという思いとその実現に向けた行動。そして、その過程と結果に自らが感じる喜びとその積み重ね」です。キーワードは「実現に向けた行動」と「喜びとその積み重ね」です。町民の皆さんを巻き込んでいろいろな取り組みに頑張るのはもちろんですが、まず汗をかくべきは、篠栗町に奉職している私たち職員であることを忘れないように。
- 「対話」を大事にする。
手始めは、行政区担当職員の配置です。
- 「ささぐりウェイ」を作り上げる。
早速「子どもの命を守る条例」の制定に向けて始動します。
最後に、新しく篠栗町職員となった5人の皆さん。おめでとうございます。本日皆さんの配属が決まりました。今日の緊張と気持ちの高ぶりを絶対忘れずに、しっかり頑張ってください。お手本は先輩職員のなかにいっぱいあります。一歩一歩のたゆまぬ成長を期待しています。
職員全員が、この国の非常事態を乗り切り、健康で、今年度1年間頑張り抜くことを願って令和3年度の期初の話を終わります。
(令和3年4月1日)
- この記事に関するお問い合わせ先