令和4年度のスタートに当たって
皆さん、おはようございます。
本日、新しく今長谷教育長をお迎えし、14人の新人職員が入庁して、いよいよ令和4年度がスタートしました。
今長谷教育長におかれましては、太郎良前教育長が前面に立って進めてこられた篠栗町の幼少中「志(こころざし)教育」をさらに進められて、粕屋地域を代表する町内教育体制を構築していただきたいと願っております。これからともに篠栗町の教育発展のためにしっかりと取り組みましょう。
新たに、課長・課長補佐の管理職に昇進された皆さん、おめでとうございます。これからは篠栗町の持続可能なまちづくりを進めるエンジンとしてしっかりと職務を果たしていただきたいと願っています。よろしくお願いいたします。
この2年間、私たちは新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の危機のなかで過ごしました。まだ、完全に終息したとは言えませんが、経口治療薬が使用できるようになれば「withコロナ」の時代へと移っていくことになります。
今後は各人が今まで通り感染に注意するとともに、もし感染したり濃厚接触者となったりした場合には、それ以上の拡大をさせないための体制をとって、町民の皆様に迷惑をかけないように協力しあって職務に当たっていただきますようよろしくお願いいたします。
町民の皆様に安心と安全な暮らしを提供することが最大の使命である私たち役場職員は、今後もしっかりと自己を管理し、一人ひとり、思慮ある行動をいたしましょう。
さて、期初のこの場において、確認しておきたいことは、ご承知のように
・第6次篠栗町総合計画「ささぐり みんなの羅針盤」の最終年度である。
・第2期篠栗町まち・ひと・しごと創生総合戦略の3年目の年である。
ということです。
職員の皆さんは、篠栗町を動かしていくこの計画や総合戦略に謳われている各項目をもう一度確認して、1年間の自分の行動計画をしっかりとたて職務に邁進してください。
皆さんにお願いしていることは、毎年変わりません。
1 「自治とは何か」を常に考えて仕事をする
自治とは、「私たちの町のまちづくりは私たちの手でという思いとその実現に向けた行動。そして、その過程と結果に自らが感じる喜びとその積み重ね」です。キーワードは「実現に向けた行動」と「喜びとその積み重ね」です。町民の皆さんを巻き込んでいろいろな取り組みに頑張るのはもちろんですが、まず汗をかくべきは、篠栗町に奉職している私たち職員であることを忘れないように。
2「対話」を大事にする
いつも言っていることです。私たちはテレパシーでは会話はで
きません。職員同士、町民の皆様とも「対話」をとおして意思疎通を行うことこそ重要です。「理解してくれているかなぁ」と思うより、「対話」によって思いを伝えることを怠らないことです。
3 ベクトルを合わせる
住民の福祉の増進という地方自治法第1条に定められた仕事は勿論のこと、これからスタートする、篠栗町の玄関としての「篠栗北地区産業団地のまちづくり」、2050年カーボンニュートラルに向けた二酸化炭素実質ゼロ社会実現のための道筋をつける「脱炭素先行地域となるための実行計画の策定と実践」という、課を越えて取り組んでいきたい大きなテーマに向けて、すべての職員の進む方向と歩調を合わせていくことが重要です。昨年度申し上げた3番目の「ささぐりウェイをつくりあげよう」と申し上げた項目の進化形です。
「篠栗町自立宣言ネクストステージ」を掲げた私の町長としてのこの4年間の任期のなかで、令和4年度の1年間にやり遂げたい様々な取り組みについては、今後、課長会あるいは職員の皆さん宛のメール等で随時発信しますので、そこで共通認識を持ちましょう。そしてベクトルを合わせましょう。
最後に、新しく篠栗町職員となった14人の皆さん。おめでとうございます。本日皆さんの配属が決まりました。
今日の緊張と気持ちの高ぶりを絶対忘れずに、しっかり頑張ってください。お手本は先輩職員のなかにいっぱいあります。一歩一歩のたゆまぬ成長を期待しています。
職員全員が、健康で、今年度1年間楽しく頑張り抜くことを願って令和4年度の期初の話を終わります。
1年間どうぞよろしくお願いいたします。
(令和4年4月1日)
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