令和4年第3回定例会(諸情勢報告)
本日、令和4年第3回定例会を招集いたしましたところ、公私ともご多忙のなか、ご出席賜り誠にありがとうございました。
9月に入って少し気温も下がり、過ごしやすくなってまいりました。台風11号の動向が気になるところでございますが、季節は初秋でございます。
7月8日に凶弾に倒れ逝去されました安倍晋三元総理大臣に対し、心から哀悼の意を表します。地方創生という地方に対する経済政策を具体的に提案・推進いただくとともに、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」において地方の人口政策をテーブルに上げ、地方自治の重要性を経済・金融界をはじめ多方面に知らしめていただいた功績は大変大きかったと考えます。9月27日に執り行われる予定の国葬の日は、静かな心で臨むとともに、毎日掲げております役場、クリエイト篠栗、オアシス篠栗の国旗・町旗を半旗にして弔意を表したいと存じます。
今年、九州では大きな豪雨災害は発生していませんが、東北・北陸各地で何度も豪雨災害が発生いたしました。改めて豪雨災害でお亡くなりになられた皆様に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。また、これから台風シーズンでございます。災害に対する備えをしっかりとしてまいります。
次に、新型コロナウイルス関連について申し上げます。ご承知のように7月22日に福岡県独自の「福岡コロナ特別警報」が発動されて以来、第7波の鎮静化はなかなか進んでおりません。私も7月27日に陽性となり、8月6日(土曜日)まで自宅療養をしておりました。職員全体でも累計で30人を超える陽性者が出ておりますが、出勤可能な職員で役場の事務が滞らないよう、各課協力して対応しているところでございます。また、粕屋保健福祉事務所への保健師応援につきましては、1市7町から毎週2名ずつ派遣しておりまして、8月23日からの一週間、篠栗町からも派遣いたしました。今後派遣要請が継続しそうであれば、また順番で派遣することとしております。
こうしたなか糟屋郡での感染者数は9月3日現在で49,721人となっており、現在も、毎日数百人単位で増加しております。昨年の9月議会の諸情勢報告の際、令和3年9月6日現在で3,391人と報告しておりましたから、その後1年の、特に7月以降のオミクロン株BA.5の感染拡大は爆発的であったと改めて実感しております。
粕屋保健福祉事務所からは令和4年7月13日に、6月までの篠栗町の累計感染者数は約2,700人であるとの報告を受けましたが、その後連絡はございません。町内の陽性者数もその後大きく上昇しているものと思われますが、正確には把握できておりません。粕屋保健福祉事務所の業務の繁忙状況がうかがわれるところです。これまでも申し上げておりましたが、正確な人数を把握することが難しい状況であることをお察しください。
今年度も残念ながら、各区に敬老会の中止をお願いし、小学校の運動会は体育発表会と形式を変えて9月27日午前中に開催することとしております。
金婚式、文化祭、ささリンピックなど、町民の皆さまが楽しみにしていただいている交流の場としての行事については、規模の縮小や開催方法を工夫して開催予定でございます。
最後に、例年8月末に受けておりました監査報告会についてでございます。決算監査は完了しておりますが、業務監査については、より丁寧に監査をいただくこととし、今年度以降、11月末を目処に報告会を受けるということになりました。監査報告会において、監査委員から今後に向けた課題もご提示いただくことと思いますので、詳細は12月議会定例会の場でご報告いたします。以上で諸情勢報告を終わります。
(令和4年9月5日)
- この記事に関するお問い合わせ先