令和5年第4回定例会閉会挨拶
令和5年第4回定例会の閉会にあたりましてご挨拶申し上げます。長期間にわたるご審議誠にありがとうございました。
「職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」をはじめ条例案4件、指定管理者の指定について1件、「令和5年度篠栗町一般会計補正予算(第7号)をはじめ、令和5年度補正予算案2件の、上程いたしました7議案すべてにつきまして可決・承認いただきましたことに感謝いたします。
今定例会の一般質問のやり取りの中で、篠栗北地区産業団地においてまだ工場建設・操業に至っていない3区画について、早期完成に向けて何らかの働きかけをしなければならないのではないかとのご心配のご意見をいただきました。私も全くその通りであると考えております。コロナ禍における事業の停滞期があったにせよ、篠栗北地区産業団地の建設・工場誘致は、今後の自主財源を確保するための、私のこの4年間の最大の事業であり、町民の皆さまとの約束でございます。残り1年のなかで、必ず、道筋をつける覚悟でございます。具体的進展がある際には議会にもご報告し、ご審議願うこともあろうかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
予算特別委員会における補正予算審議の際、財産活用課から庁舎耐震工事の概略の説明を行い、そのための債務負担行為307,555千円の説明をいたしました。以前、執行部においては、現庁舎はJRの線路と隣接していることから耐震補強工事が高額になり難しいと判断し、耐震構造を備えた新庁舎の移転・建設計画構想を発表いたしました。これまでの議会においても、いつ頃どのあたりに移転・新築する計画であるのかといったご質問をいただいておりましたが、これまで具体的な計画について明言を避けておりました。今般、現庁舎において、外部からの補強工事ではなく、庁舎内での工事施工により、新耐震にかなう補強工事が可能であるとの結論に達し、今定例会において債務負担行為案を提出するに至ったものでございます。令和6年度1年間をかけて新耐震に叶う庁舎にいたします。町民の皆さまにおかれましても、いざというときにも、しっかりと災害対策本部として機能できる建物へと生まれ変わりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
また、福祉課から説明いたしました、「電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付費」いわゆる住民税非課税世帯に対する7万円の給付につきましては、岸田総理大臣は年内に給付をめざすと言われましたが、本日予算が可決されたものでございます。これから本格的に準備を始めることになりますので、システム改修後、本年に当該給付金3万円の給付を受けた世帯に対しましては、ご登録の口座に2月上旬から給付を開始する予定としております。改めて税情報の確認が必要な世帯に対しましては、確認書提出の締め切り日までにお申込みいただくことになります。対象の方には通知を差し上げるほか、詳細はホームページ上に掲載いたしますのでしばらくお待ちください。
今年も残すところ3週間足らずとなりました。どうぞ来年も皆さまにとって良い年となりますようご祈念申しあげ、篠栗町議会令和5年第4回定例会の閉会の挨拶といたします。長期間のご審議どうもありがとうございました。
そして、今年1年間どうもありがとうございました。
(令和5年12月12日)
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