令和6年第2回定例会(諸情勢報告)

本日令和6年第2回の定例会を招集いたしましたところ、公私共ご多忙の中、ご出席賜り誠にありがとうございます。

6月中旬ともなりますと例年は梅雨の時期ですが、今年はやっと梅雨前線が北上しはじめ、今週末に九州北部が梅雨入りの模様でございます。昨今、日本の四季の移り変わりを見ていますと数十年前と明らかに変化を感じます。地球温暖化による影響が年々顕著になってきており、地球全体の課題として、カーボンニュートラルへの一層の具体的な取り組みを我々、基礎自治体が真剣に進めなければならないと実感しております。毎年、6月から9月までは大雨による災害が心配な時期が続きます。篠栗町も平成21年に集中豪雨による大きな土砂災害を経験しております。災害対策や豪雨時の避難所運営等自主防災計画を立てていただいている地域の皆さんとともに万全の態勢で臨みたいと考えております。

 

提案理由の説明に入る前に、第1回定例会以降の諸情勢についてご報告いたします。

 

今年度は「第2期篠栗町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の最終年度であるとともに、次期創生総合戦略を作成する年度でございます。国はキーワードとしてDX(デジタル田園都市国家構想)を前面に出して、基礎自治体において計画を立てるよう指針を出しておりますが、篠栗町においても、次の5年間でどのようにDXを取り込むべきかなかなか難しい課題であり、他の市町村に後れを取らないように時代に即した計画となるよう検討を重ねてまいります。議会におかれましても関心をもってご意見をいただければ幸いです。

 

既に報道等でご承知のこととは思いますが、去る5月27日に公益財団法人「B&G財団」から、福岡県内3自治体目の「子ども第三の居場所」助成決定通知をいただきました。施設建設助成金5千万円、3年間の運営費4,320万円の総額9,320万円でございます。令和6年3月議会において説明しておりました、くすのき公園を新施設の建設予定地として民間事業所に建設・運営を委託して事業を進めてまいります。ご協力誠にありがとうございました。

 

今定例会期間中の6月15日(土曜日)9時半から、第10回「よろこびとふれあいのまちづくり」フォーラムが開催されます。昭和57年度にはじまった「社会教育関係団体等研修会」から数えて43年目の篠栗町の伝統的な研修でございます。私をはじめ議会の皆さまのなかにも以前から主たるメンバーとしてご参加いただいた方も多いと思います。本年度は、子ども主体の居場所づくりについて考えるフォーラムとなっておりますので、どうぞご参加いただきますようよろしくお願いいたします。

 

議会の改選以来1年が経過いたしました。昨年の6月定例会から総務建設・文教厚生の両委員会での審議は両委員会の委員の皆さまと課長との間で行っていただくことといたしました。これによって各課の課長はじめ管理職の議会への説明能力の向上を図るとともに、忌憚のない意見交換により、これまで以上に掘り下げた議案審議になるようにと期待しての改革でございますが、まだまだ期待通りに進んだとは言い難い状況のように感じております。各課長には、総務建設・文教厚生の両委員会においてご審議、採決をお願いする過程で両委員長に対し、審議が滞らないように、提出資料の説明や手順等について十分に事前に説明するよう指示をしております。引き続きご指導を賜ればと考えますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

以上、諸情勢報告を申し上げました。

(令和6年6月11日)

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書給与係

〒811-2492 福岡県糟屋郡篠栗町中央一丁目1番1号
電話番号:092-947-1112

メールフォームによるお問い合わせ