令和6年第4回定例会閉会挨拶

令和6年第4回定例会の閉会にあたりましてご挨拶申し上げます。長期間にわたるご審議誠にありがとうございました。

 

「篠栗町宿泊税交付金基金条例」をはじめ条例案6件、「指定管理者の指定期間延長について」1件、「令和6年度篠栗町一般会計補正予算(第9号)をはじめ、専決処分の承認を含めた令和6年度補正予算案6件の、上程いたしました13議案すべてにつきまして可決・承認いただきましたことに感謝いたします。

昨年の第4回定例会予算特別委員会における補正予算審議にて可決いただきました庁舎耐震工事でございますが、現在順調に工事が進んでおりまして進捗率は約60%でございます。予定通り進めば3月14日の契約期限内の2月中に完成の予定でございます。この工事で町民の皆さまにとって、いざというときにもしっかりと災害対策本部として機能できる建物へと生まれ変わることができますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

昨日の21時にノルウェーのオスロで、世界に被爆の実相を伝えてきた日本原水爆被害者団体協議会(被団協)へのノーベル平和賞の授賞式が開かれました。授賞式で演説を行った代表委員の田中熙巳さん(92歳)は、皆さまご存じの通り13歳の時、長崎の原爆で被爆し、家族5人を失った被爆者です。「再び被爆者をつくるな」と核なき世界への願いを発信し続けてきた被団協がノーベル平和賞を受賞したことは、我々日本人に対しても被団協の皆さまと同様、核なき世界への願いを発信し続ける義務があるのだと確認するものと考えます。

受賞後の演説の最後に田中さんが訴えた「人類が核兵器で自滅することがないように‼」「核兵器も戦争もない世界の人間社会を求めて共に頑張りましょう‼」の言葉に胸が熱くなりました。

役場壁面に掲げている「非核・恒久平和宣言の町」の懸垂幕が飾り物とならないように、町民一人ひとりが被団協の皆さまの思いを繋いでいくことが重要です。そうした思いを込めて被団協の皆さまのノーベル平和賞受賞を喜びましょう。

 

今年も残すところ3週間足らずとなりました。どうぞ来年も皆さまにとって良い年となりますようご祈念申しあげ、篠栗町議会令和6年第4回定例会の閉会の挨拶といたします。長期間のご審議どうもありがとうございました。

そして、今年1年間どうもありがとうございました。皆さま良い年をお迎えください。

(令和6年12月11日)

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