令和7年 仕事始め式挨拶文

皆さん明けましておめでとうございます。穏やかな新年をお迎えになったことと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

令和6年12月22日早朝に起こった庁舎の漏水事故の事後対応に職員の皆さんは大変よく動いてくれました。どうもありがとうございました。令和7年1月4日にも住民課や財産活用課をはじめ、関係各課が出勤し、本日からの開庁に万全の態勢で臨めるよう手際よく準備を進めてくれました。本当にありがとうございました。

令和6年年初の能登半島地震や航空機事故、北九州市小倉北区の大火災など、想定外のことは起こるものです。その時に慌てず冷静に、対応することが私たちには求められます。そうしたときには漏水事故後の対応のように、起こった事態に右往左往せずそのあとの影響をしっかりと想定した行動をとってまいりましょう。これからもよろしくお願いいたします。

 

さて、年頭にあたり、私から一つのことをお願いします。これまでも度々申し上げてきましたが、それは地方自治法第1条の2

地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする

という条文をしっかりと嚙み締めて理解し、自分の仕事に活かしてほしいということです。もう少し具体的に言うならば、

我々地方公共団体の職員は、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担う

「自主的」に「広く」担わなければならないということです。これからの時代、他の自治体の真似事ではなく、先ず自分で「こんなことをやってみることはできないだろうか」、そして、こうしたことは他の自治体も考えているのだろうかと参考事例を検索して確たる施策に練り上げていく。参考事例がなければ一番にやってみる。こういった積極性をもった仕事を是非行っていただきたい。財源を考え始めたら新しい取り組みはできません。取捨選択して財源を何とかするのは私の役目です。

自主的な取り組みを何か一つでも取り入れすることを期待します。既にそうした取り組みの結果を出してくれている課もあります。頼もしい限りです。篠栗町職員には必ずできます。皆さんの思考のなかに、もっともっと新しい風が吹き始めることを大いに期待しています。

 

私もこの4年間、職員の皆さんと共に進める自らの目標を立てました。それは「2030年温室効果ガス削減目標2013年パリ協定マイナス46%を篠栗町が達成する道筋を明確につくりあげること。その為のあらゆる可能性に挑むこと」です。

 

私は、しばしば皆さんに話してきました。名刺交換をすると「ああ、しのぐりまちさんですね」と言われる。これを日本国中すべての人から「あの特徴あるささぐりまちさんですね」と言っていただけるような、日本国中が注目する町にしていきたい。それが篠栗町に奉職する私たち役場職員の大きな自信と誇りになると信じているからです。そうした思いで考え、行動してまいります。

では、今年も篠栗町民の安全・安心のため、住民福祉向上のため「自主的」に「広く」互いにしっかりと楽しみながら健康に留意して仕事に励みましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和7年1月6日
町長 三浦 正

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