令和7年はたちのつどい 式辞

輝かしい令和7年の新春の今日、はたちの集いの式を迎えられたみなさん、本日は誠におめでとうございます。新しい時代を担う皆さんが、心身ともに健やかに成長して立派な成人になられましたことに、心からお祝いを申し上げます。今日までお子さまを育ててこられたご家族の皆さまのお喜びも一入であろうと思います。まことにおめでとうございます。

 

1月2日の箱根駅伝、今年も青山学院大学の太田 蒼生選手を一生懸命応援しました。4区で快走をみせ前との差を縮めて、5区での逆転往路優勝を勝ち取りました。ご承知の方も多いかもしれませんが、太田 蒼生選手は、2002年生まれであなた方の2歳先輩。篠栗北中学校在校中から陸上競技選手として抜群の成績を残し、大牟田高校、青山学院大学へと進学し、現在4年生です。3月2日開催予定の東京マラソンで学生日本記録を狙うそうです。3年後のロサンゼルスオリンピックをめざしていると本人が話していました。わが町から陸上競技のオリンピック選手が誕生するかもしれないそんな逸材ですから是非記憶にとどめておいてください。そして東京マラソンもしっかり応援しましょう。

ここに集われている皆さまのなかにも、さまざまな分野で将来日本を代表すような活躍を見せてくれる人がいるのです。将来のオリンピック出場をめざして頑張っている篠栗中学校出身で早稲田大学柔道部女子57キロ級の姥 琳子選手、これからの益々の活躍を大いに期待しています。姥さん、ご起立願えませんか?皆さん、激励の拍手をしましょう。これからが頑張りどころです。大いに期待しています。

 

私は心の師である稲盛 和夫先生の言葉を毎年式辞に書いております。後ほど読んでいただきたいのですが、今年は稲盛先生が師と仰いだ同郷薩摩出身で明治維新の立役者、西郷 隆盛の言葉を書きました。この場ではそれを紹介して、今日集われた皆さまへの贐の言葉といたします。

それは「敬天愛人」という言葉です。文字通り、「天を敬い、人を愛する」ことです。

稲盛 和夫氏が町工場から興し、世界企業にまで成長した京セラ株式会社の社是もまた「敬天愛人」です。京セラ株式会社の社員は「常に公明正大 謙虚な心で 仕事にあたり 天を敬い 人を愛し 仕事を愛し 会社を愛し 国を愛する心」を持つことと謳っています。私たちにもすっと理解できる素敵な内容です。

「広く何事にも敬愛する心を持つ=敬天愛人」

皆さん、この言葉を忘れないようにして、今日、人生を楽しんでください。これからの皆さんの人生に幸あらんことを祈ります。

令和7年1月12日
篠栗町長 三 浦 正

 

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