令和元年第3回定例会閉会挨拶
令和元年第3回定例会の閉会にあたりましてご挨拶申し上げます。
長期間にわたるご審議誠にありがとうございました。
「篠栗町固定資産評価審査委員会委員の選任について」、「糟屋郡公平委員会委員の選任について」、「篠栗町教育委員会委員の任命について」等人事案件6件、「会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例」はじめ条例の制定について9件、「工事請負変更契約の締結について」3件、平成30年度一般会計、特別会計の決算の認定について4件、流域関連公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定、水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての2件、一般会計及び特別会計における令和元年度補正予算2件の上程いたしました26議案について、可決・認定いただきましたことに感謝いたします。
昨年同様、平成30年度決算について様々なご意見をいただきました。町民の皆様の税金をはじめ地方交付税、国・県補助金等を主な原資として、まちづくり全般に効率的に有効活用して業務の執行を行ってまいりましたが、果たして適正に予算配分されていたかとのご意見も賜りました。こうしたご意見を真摯に受け止め、今後とも説明責任を果たしつつ広く議会・町民の皆様にご納得いただける予算執行を心掛けてまいります。
篠栗町の、将来の更なる発展と自主財源確保を目指す篠栗北地区産業団地整備事業等については、いよいよ造成工事完了まで8か月弱となり、造成後の形が見え始めました。残りの3区画については、重点的に交渉を進めている企業について、できるだけ早期に企業立地協定を締結し、ご報告できるよう努力してまいります。
事業については、篠栗北地区産業団地の整備がすべて完了し、企業の操業が始まる2021年度以降の姿を見据えてこれからもしっかりと計画的に進めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
令和元年度補正予算におきまして、今回補正の目玉ともいうべき、災害時支援のためのトイレトレーラーの購入を決定いただきました。財源には緊急防災・減災事業債を当て、できるだけクラウドファンディングによる寄付も集めて広く町内外の企業や個人に関心を持ってもらうことを狙っての取組みでございます。糟屋地区の市町長においても順次取り組むことを検討したいとのご意見をいただきました。防災意識を更に高め、いざ災害が発生した際には、避難所への支援等互いに助け合うことのできる糟屋地区でありたいとの思いであります。まず、本町と須恵町が9月議会定例会において予算を可決いただき、購入することとなりました。
年内にはトイレトレーラーが完成し、町に来る見込みですので、皆様にもご報告できると思います。
さて、9月11日に新たな安倍改造内閣がスタートしました。新内閣が我々地方にどのような力を発揮していただけるのか注視してまいりたいと思います。
また、日本と近隣諸国の関係において緊張感が高まるなか、アジアのゲートウェイといわれる九州北部に位置する、福岡市近郊のわが篠栗町の将来像をどう形づくるか、今後とも議員各位をはじめ町民の皆様方とともにしっかりと議論しながら町政運営を進めてまいります。
これからもこうした広い視野を持って、議会とともに篠栗町における諸課題解決に向けて努力してまいりたいと考えますので、議会におかれましても自治の両輪として引き続きご指導・ご協力を賜りますようお願い申しあげて、令和元年第3回定例会の閉会の挨拶といたします。長期間どうもありがとうございました。
(令和元年9月13日)
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